■ 「トタン」と「スレート」の違い。
 

【解説】
【トタン】  亜鉛メッキした鋼板のこと。
 耐久年数が約10年、よくもって20年と比較的短いというデメリットがある。
 10年未満でサビが発生することも多々あり、サビた状態で長期間放置すると穴が開くこともある。

 ※ ガルバリウム鋼板とは、アルミニウムと亜鉛のメッキを施した鋼板のこと。
 

【スレート】  1枚板を組み合わせるタイプの他に、瓦のようなプレートを重ね合わせるものもあり、その代表格が「スレート」。
 スレートには大きく2種類「天然スレート」と「化粧スレート」があり、現在の主流は「化粧スレート」。
 このため、単に「スレート」といえば「化粧スレート」を指すのが一般的である。
 スレート屋根の耐久性は約10〜20年。
 

【補足1】

【ポリカ】
(ポリカーボネート)
 硬質塩ビよりも耐久性が高く、塩ビやアクリルの約20倍、ガラスの約200倍の強度を持っている。
 SWATなどの特殊部隊が持っている防弾の盾などの素材もポリカである。(屋根材とは比較にならない厚さである)
 ポリカの耐久性は7〜10年程度で、塩ビに比べると2〜5年ほど長持ちする。
 

【補足2】

「波板」  形状の一種で、なみなみした形のことを指している。読み仮名は「なみいた」。
「平板」  形状の一種で、平な板のことを指している。読み仮名は「へいばん」。
 屋根材に限らず、石やコンクリートも平らなものを「平板」と呼ぶ。
「折板」  形状の一種で、山と谷を繰り返して折り曲げた形のことを指す。読み仮名は「せっぱん」「へぎいた」。

 

 

 

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