■■■ コンデンサーの発火 ■■■
2014年5月24日【コンデンサーの経年劣化】

 札幌市消防局は1975年以前に製造された低圧進相コンデンサーは経年劣化により発火する危険性があると、注意を呼びかけている。

 低圧進相コンデンサーは、電力を効率よく使用するため、工作機械や業務用冷蔵庫などに使われている。
 しかし、1975年以前に製造されたものには、異常時に電源から切り離す保安装置が内蔵されておらず、劣化による発火の恐れが指摘されている。
 市内では、2006年にも古い低圧進相コンデンサーが原因とみられる火災が起きている。 。

2009年5月24日【コンデンサーの発火撮影に成功】

 大阪市消防局は23日までに、業務用冷蔵庫や工作機械のモーターなどの電力を安定化させる低圧進相コンデンサーのうち、1975年以前に製造された製品を原因とする火災発生の撮影に全国で初めて成功したと発表した。
 同市内でコンデンサーを原因とする火災は1999年から2008年までに97件発生。
 外気温が高まる夏場に多発していることから、担当者は「撮影した映像をもとに、保安装置が内蔵されていない製品の交換や、10年以上使用している場合には点検するよう呼び掛けていく」としている。