昔からバラエティー番組の「罰ゲーム」について、賛否両論がある。
　最近も「電流ビリビリ罰ゲーム」に対して意見をＳＮＳに投稿したタレントが話題になった。
　まぁ昔から、日本人の特性として「人の不幸が面白い」というのがあると言われていたが、この見解に対しては万国共通のような気がする。
　Ｗｅｂが流行したばかりに、世界一幸せな国が、そうでなくなったように、楽しめる系ドッキリ動画なら、どの国でも作れるハズだろう。

　ところで「罰ゲーム」に対しての議論をする前に、この「罰ゲーム」とは何なのか理解しているのだろうか？
　目的があって達成できなかった者に罰則を科すのが「罰ゲーム」だとしたら、それはゲームを受ける者の了承があってこその「罰」である。
　メディアで表現される罰ゲームが、電流ビリビリ罰ゲームであっても、臀部をウレタン棒で叩く罰ゲームであっても、了承か契約が存在する限り、それは仕事である。
　もし罰ゲームのあるゲームを脅迫や虚偽等で強制参加させたのなら、それはパワハラ等の「いじめ」だけどネ。

　百歩譲って「イジメの温床」「番組を作る才能がない」「暴力で笑える人が理解できない」は、その通りだろう。
　ならば、このような番組に不快感を覚えるのなら「こういった番組を見なければ良いのに」という意見に落ち着く。
　無視すれば良いコトに首を突っ込んで、匿名性を利用して決めつけた価値観で自分の正当性を誇張するのも、日本人の特性であるようだケドね。
　まぁ、これも万国共通かも知れないが……。
　正しい少数意見が、間違った大多数を苦しめるのは「いじめ」にならないで「正義」とでも良いたいのカナ？（＋△＋）無責任ナ正義ダ