１　搭乗要領及び搭乗者の遵守事項（連携活動時） 　ダウンウォッシュによる砂塵等から目を保護するために、必ずゴーグルを装着する。 　ヘリコプターは、原則として風に向かって離着陸するため、地上隊員の待機位置は、飛行経路を避けた機長から視認できる右前方風上側に位置し、かつ離着陸地点から３０メートル以上離れる。 　ヘリコプターへの接近は、航空隊員の合図及び誘導により、機長から確認できる右前方から走ることなく接近する。 ※ 傾斜地では、メインローターを避けるため、低地側から接近すること。 　車両の接近は必要不可欠の時だけとし、車両の接近が必要な時はヘリコプターから３０メートルまでとする。 　資器材等の飛散に注意し、ヘリコプターの動向に注意を払い、航空隊員の指示に従う。 　メインローター回転面下に入る際は、姿勢を低くし、資器材は頭の高さより上げないようにする。 　機体後方は、テールローターに接触する危険があるため、絶対に近づかない。 　搭乗後は、速やかに自己確保を設定し、安座などの安定した体勢で座る。 　操縦席・ドアには、寄りかからない。 　機内の機器類には、みだりに手を触れない。 　所持品・資器材は絶対に落下させないように注意する。 　ドア・窓の開閉は航空隊員が行う。 　 ２　搭乗要領及び搭乗者の遵守事項（機内座席に着席する場合） 　搭乗者は、飛行中機長の指示に従うとともに、下記事項を遵守しなければならない。 搭乗前 　搭乗時刻の２０分前までに搭乗場所に到着していること。 　機体に近づく時は、航空隊員の指示に従うこと。 　頭上のメインローターに注意すること。 　機長の見える範囲内を通ること。（右側前方から接近） 　後方に行ったり、胴体の下を絶対にくぐらないこと。 搭乗中 　搭乗中は、航空隊員の指示に従うこと。 　座席についたら、直ちに安全ベルトを装着すること。 　承認された飛行以外の飛行及び危険を伴う飛行を機長に要求しないこと。 　機内の機器に、みだりに手を触れないこと。 　機外に物を投げないこと。 　機長に必要以外のことわ話し掛けないこと。 　身体の具合が悪くなったら、速やかに航空隊員に申し出ること。 降機時 　降りる前に持ち物の確認をすること。 　着陸しても、航空隊員の指示があるまで座席から離れないこと。 　機体から離れるときは、航空隊員の指示に従うこと。 　頭上のメインローターに注意すること。 　機長の見える範囲内を通ること。（右側前方へ離脱） 　後方に行ったり、胴体の下を絶対にくぐらないこと。 　 ※ＡＳ３６５の場合、状況によってはメインローターが１７０ｃｍ程度まで下がることもある。（高さは機種により異なる） 　 （傾斜地における接近）